サイトトップ > メニエ−ル病治療
メニエ−ル病治療
メニエ−ル病の治療のため、薬を飲んで一時的に回復しても
根本を改善しなければまた再発を繰り返し慢性化してしまいます。
しかし、めまいや、吐き気などの症状が出ていては、日常生活も
ままなりませんから薬を飲むことも必要なことです。
前回、メニエ−ル病の症状について話しましたので、
ここでは、メニエ−ル病の治療についてお話します。
メニエール病の治療法としては、薬による治療が一般的です。
耳の中にできた内リンパ水腫(水ぶくれ)の症状を軽くするため、
「イソソルビド」という薬が広範囲に使われています。
同時に「ビタミン剤」や「抹消血流改善剤」などを用いて、内耳の
神経細胞の活動を改善していくように働きかけ治療します。
しかし、薬の治療で改善しない場合や、めまいや吐き気がひどく、
日常生活に影響を出るような場合は、手術も行われます。
ですが、手術をしても完全に治癒するわけではなく、
何かのきっかけで再発する可能性があるのです。
手術法としては、
内耳神経を圧迫する、増えすぎたリンパ液を減らす方法
内耳神経にあり、平衡覚を司る前庭神経を切除する方法
(この方法は、激しいめまいの場合に)
などがあります。
また、悪化すると難聴になってしまうので、早目に専門医に診てもらい早期にメニエ−ル病の治療を開始してください。