メニエ−ル病−メニエ−ル病対策と耳の疾患

メニエ−ル病とはなんでしょうか?めまい、吐き気などを発症する病気で、耳の内耳が関係しています。そのメニエ−ル病の対策を紹介し、また耳の病気についても解説します。

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耳鳴り

耳鳴りとは

周りでは音がしていないのに聞こえる現象を「耳鳴り」といい、そのほとんどは聞こえている本人にしかわからない症状です。

一時的な耳鳴りは誰にでも起こり、日本人の10%〜30%の人が耳鳴りを感じているといわれています。

特に65歳以上の人の30%近くが耳鳴りの経験があるとの報告もあります。
およそ5%〜10%の人が慢性化したり、頻発したりする耳鳴りを苦痛に感じて悩んでいるといわれています。

耳鳴りが起こる仕組みは詳しくはわかっていません。
基本的には内耳炎などの疾患や難聴を伴って起こる場合が多く
報告されているようです。

耳鳴りは大きく分けて以下の2つに分類されます。


他覚的な耳鳴り

耳の周りの筋肉や関節の音や血管の血流の音などが、本人にはもちろん、周りの人にも聞こえる耳鳴りです。
これは聴覚の異常ではなく、耳の周囲の異常(額関節、耳周りの血管異常、高血圧等)によるもので、外科的な治療もしくは耳の周囲の血行を促進することで改善されます。

 「 自覚的な耳鳴り

音がしていないのに本人には聞こえる耳鳴りです。

更に自覚的耳鳴りは以下の3つに分類されます。

生理的な耳鳴り
健康な人にも感じるもので、防音室や周囲が静かな夜などに感じるもので、「シ−ン」となります。
聴覚の異常ではなく心配する必要はありません。

病気が原因の耳鳴り
音は外耳から中耳、内耳を経て聴神経によって脳へ伝えられます。
これらの経路のどこかに異常がある場合に起こる耳鳴りです。

原因となる病気を治療することで治ることが多くあります。
また、耳鳴りを訴える人の多くは難聴を伴っていることが多いようです。

原因不明の耳鳴り
病気が見当たらないにもかかわらず起こる耳鳴りです。
加齢が原因ともいわれます。

耳鳴りの治療は、原因となる病気がある場合にはその病気の治療をおこないます。
原因となる病気がはっきりしない場合にも、耳鳴りを抑える治療や耳鳴りを軽くする治療があります。

薬物治療
抗不安薬、抗うつ薬、局所麻酔薬、副腎皮質ホルモン剤、血流改善薬、血管拡張薬、ビタミン剤、代謝促進剤

心理療法
耳鳴りに悩む多くの人が、心身のストレスを抱えているので、ストレスを回避する方法を導き出す療法です。


マスカー療法
雑音を聞き耳鳴りを一時的に遮断します。

その他に TRT療法などがあります。

また、ストレスをためないようにする事や、生活習慣の改善、
健康的な食生活を心がけて心身ともに健康になりましょう。

そうすることで、耳鳴りなど原因のはっきりしない病状も
改善していくことが可能になるのです。












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